【2026年版】VRCFuryとは?Modular Avatarとの違いを初心者向けに解説

Unity・改変ツール

はじめに

VRChatのアバター改変をしていると、

「VRCFuryって何?」
「Modular Avatarと何が違うの?」
「どっちを使えばいいの?」

と悩むことがあります。

どちらもVRChatアバター改変で使われる便利な非破壊ツールですが、得意分野や使われ方に違いがあります。

この記事では、VRCFuryとModular Avatarの違いを初心者向けにわかりやすく解説します。


VRCFuryとは?

VRCFuryは、VRChatアバターにギミックやトグル、アニメーション、メニューなどを追加しやすくする非破壊型のUnity拡張ツールです。

非破壊型とは、元のアバターやAnimator Controllerを直接壊さず、アップロード時に必要な設定を自動で組み込む方式のことです。

つまり、VRCFuryを使うと、

  • オブジェクトのON/OFF切り替え
  • 衣装や小物のトグル
  • 表情・ポーズ・ギミック追加
  • Expression Menu追加
  • Animator Controllerの統合

などを比較的簡単に設定できます。

特に海外のVRChat改変コミュニティでは利用者が多く、複雑なギミックを扱うアセットで採用されることがあります。


Modular Avatarとは?

Modular Avatarは、VRChatアバターへ衣装・アクセサリー・ギミックを非破壊で追加するための定番ツールです。

日本のBOOTHアバター・衣装文化では非常に普及しており、最近の衣装やアセットでは「Modular Avatar対応」と書かれていることも多いです。

Modular Avatarを使うと、

  • 衣装の着せ替え
  • アクセサリー追加
  • メニュー追加
  • Parameters追加
  • PhysBoneやConstraintの設定補助
  • アバターへの自動統合

などができます。

特に初心者にとっては、対応衣装をアバター直下に配置するだけで導入しやすい点が大きなメリットです。


共通点

VRCFuryとModular Avatarには共通点があります。

どちらも非破壊改変ツール

元のアバターを直接大きく変更せず、アップロード時に必要な処理をまとめてくれます。

そのため、失敗した場合でも該当コンポーネントやプレハブを削除すれば戻しやすいです。


衣装やギミック導入を簡単にできる

従来はAnimator ControllerやExpression Menuを手作業で編集する必要がありました。

しかし、VRCFuryやModular Avatarを使うことで、導入作業をかなり簡単にできます。


アバター改変初心者の負担を減らせる

Unityに慣れていない初心者でも、

  • 衣装を入れる
  • 小物を切り替える
  • メニューを追加する

といった作業がしやすくなります。


VRCFuryとModular Avatarの違い

1. 使われる場面の違い

Modular Avatar

主に衣装・アクセサリー・一般的なギミック導入でよく使われます。

特に日本のBOOTH衣装では、Modular Avatar対応が非常に多いです。

向いている用途は、

  • 衣装着せ替え
  • 髪型追加
  • アクセサリー追加
  • 簡単なメニュー統合
  • アバターへのパーツ統合

です。


VRCFury

VRCFuryは、より複雑なギミックやトグル、アニメーション制御に使われることがあります。

向いている用途は、

  • 複雑な小物ギミック
  • トグル設定
  • アニメーション付きギミック
  • 複数メニューの統合
  • prefab制作者向けの高度な設定

です。


2. 日本での普及度

日本のVRChat改変界隈では、Modular Avatarの方が圧倒的に見かける機会が多いです。

BOOTHで販売されている衣装やアクセサリーも、

「Modular Avatar対応」

と書かれているものが非常に多くあります。

一方、VRCFuryは海外アセットや一部のギミックでよく使われる印象です。

最近は日本語の解説記事も増えてきていますが、初心者が最初に触るならModular Avatarの方が情報を探しやすいでしょう。


3. 衣装導入のしやすさ

衣装の着せ替えだけで考えると、初心者にはModular Avatarの方が扱いやすいです。

理由は、

  • 対応衣装が多い
  • 日本語情報が多い
  • BOOTH商品説明に手順が書かれていることが多い
  • しなの・Velle・マヌカなどの人気アバターと相性が良い

からです。

VRCFuryでも衣装や小物の導入はできますが、日本のBOOTH衣装ではModular Avatar前提の商品が多いため、まずはModular Avatarを覚えるのがおすすめです。


4. ギミック作成の自由度

ギミック作成ではVRCFuryが強い場面があります。

例えば、

  • オブジェクトをON/OFFする
  • スライダーを作る
  • ボタンを作る
  • アニメーションを再生する
  • 複数の処理をまとめて実行する

といった設定を比較的作りやすいです。

小物や特殊ギミックを配布する制作者にとっては便利な機能が多くあります。


5. 導入済みアセットとの相性

BOOTHの衣装やアクセサリーを購入すると、

  • Modular Avatar対応
  • VRCFury対応
  • 両方対応
  • 手動導入のみ

のように商品によって対応状況が異なります。

そのため、購入前には商品ページを必ず確認しましょう。

特に初心者は、

「自分のアバターに対応しているか」

だけでなく、

「Modular Avatar対応か」
「VRCFury対応か」

も見ておくと失敗しにくくなります。


比較表

項目Modular AvatarVRCFury
主な用途衣装・アクセサリー・簡単なギミック追加トグル・複雑なギミック・アニメーション制御
日本での普及度非常に高い少しずつ増加中
初心者向けとても向いているやや中級者向け
BOOTH衣装対応多い商品による
ギミック自由度高い非常に高い
情報量日本語情報が多い英語情報が多め
おすすめ用途着せ替え・パーツ追加高度なトグル・特殊ギミック

初心者はどちらを使うべき?

結論として、初心者はまずModular Avatarから覚えるのがおすすめです。

理由は、

  • 日本語情報が多い
  • BOOTH衣装でよく使われる
  • 導入手順がわかりやすい
  • しなのやVelle改変で使う機会が多い

からです。

まずModular Avatarで衣装やアクセサリーを導入できるようになり、慣れてきたらVRCFuryにも挑戦すると良いでしょう。


VRCFuryが向いている人

VRCFuryは、以下のような人に向いています。

  • トグルを細かく作りたい
  • ギミック付き小物を導入したい
  • 海外アセットをよく使う
  • アニメーション制御をしたい
  • prefab制作者向けの設定に興味がある
  • Modular Avatarだけでは足りない機能を補いたい

特に、ギミック制作に興味がある人には便利なツールです。


Modular Avatarが向いている人

Modular Avatarは、以下のような人に向いています。

  • VRChat改変初心者
  • BOOTH衣装を導入したい
  • しなのやVelleを改変したい
  • アクセサリーを簡単に追加したい
  • Unity操作にまだ慣れていない
  • 日本語の解説を見ながら作業したい

現在の日本のVRChat改変環境では、まず覚えておきたい必須級ツールです。


両方入れてもいいの?

基本的には、VRCFuryとModular Avatarを同じプロジェクトに入れて使うことはできます。

実際に両方を使っているユーザーもいます。

ただし、注意点もあります。

注意点

  • メニューが複雑になりやすい
  • Parameters容量を使いすぎることがある
  • 既存ギミックと干渉する場合がある
  • アップロード前の動作確認が重要

初心者の場合は、最初から両方を使いこなそうとせず、まずはModular Avatar中心で始めるのがおすすめです。


導入前に確認すること

VRCFuryやModular Avatarを使う前に、以下を確認しましょう。

Unityのバージョン

VRChatが推奨しているUnityバージョンを使いましょう。


VCC環境

VRChat Creator Companionを使ってプロジェクト管理するのがおすすめです。


対象アバター

古いAvatar 2.0形式のアバターではなく、Avatar 3.0対応アバターを使いましょう。


商品説明

購入した衣装やギミックの説明を必ず読みましょう。

導入方法がModular Avatarなのか、VRCFuryなのか、手動なのかを確認します。


しなの・Velle改変ではどちらを使う?

黒狐改変研究所のように、しなのやVelleを中心に改変するなら、基本はModular Avatarがおすすめです。

しなの改変

しなの対応衣装はModular Avatar対応の商品が多く、初心者でも導入しやすいです。

特に、

  • ストリート衣装
  • サイバー衣装
  • アクセサリー
  • 髪型

を追加する場合はModular Avatarを使う機会が多くなります。


Velle改変

Velleも衣装やアクセサリー導入ではModular Avatarが便利です。

ただし、特殊ギミックやトグル付き小物を入れる場合はVRCFury対応アセットを使う可能性もあります。


使い分けのおすすめ

まずはModular Avatar

衣装・髪型・アクセサリー追加はModular Avatarを使う。


必要になったらVRCFury

特殊ギミックや複雑なトグルが必要になったらVRCFuryを使う。


アセットの指定に従う

購入した商品ページに「VRCFury対応」と書かれていればVRCFuryを使い、「Modular Avatar対応」と書かれていればModular Avatarを使う。

これが一番安全です。


よくある質問

Q. VRCFuryとModular Avatarはどちらが上ですか?

どちらが上というものではありません。

用途が少し違います。

衣装導入ならModular Avatar、複雑なギミックならVRCFuryが便利です。


Q. 両方入れると重くなりますか?

ツールを入れただけで大きく重くなるわけではありません。

ただし、追加するギミックやアニメーション、メニューが増えるほどアバターは複雑になります。


Q. 初心者でもVRCFuryは使えますか?

使えます。

ただし、日本語情報やBOOTH衣装対応数を考えると、最初はModular Avatarから始めた方がわかりやすいです。


Q. GoGo Locoはどちらで導入できますか?

GoGo Locoはバージョンや配布形式によって、VRCFuryやModular Avatarを使った導入方法が存在します。

導入時は必ず最新版の説明を確認しましょう。


黒狐改変研究所的まとめ

VRChatアバター改変を始めるなら、まずはModular Avatarを覚えるのがおすすめです。

理由は、

  • 日本のBOOTH衣装でよく使われる
  • 情報が多い
  • 初心者向け
  • しなのやVelle改変と相性が良い

からです。

一方で、VRCFuryはギミックやトグルに強く、改変の幅を広げたい人に向いています。

最終的には、

  • 衣装導入はModular Avatar
  • 特殊ギミックはVRCFury
  • 商品ページの指定に従う

という使い分けが一番わかりやすいです。

どちらも非破壊で改変しやすくする便利なツールなので、自分の改変スタイルに合わせて活用していきましょう。

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